明日のREITへ寄せる言葉〜山本浩さん風〜

昨日の大きな下落が1日でどこまで戻るのか、今日は非常に気になりました。ひょっとするとずるずるとここ3ヵ月くらいの下落パターンへの逆戻りもありえただけに、今日の上昇には安心感を覚えた人も多いでしょう。来週の目玉は産業ファンドの上場に向けた動…

今日は久しぶりに大きな下落となりました。「上昇し続けることはない」とわかっていても、このところの市況には期待も大きく、結果的に逃げ遅れた投資家も多いのではないでしょうか。三連休を目前に控え、難しい判断を迫られています。

アメリカ市場の下落にも関わらず、日本の株式市場は非常に底堅く、サブプライム問題の影響は微塵も感じさせないほどです。しかし「一寸先は闇」、常に落とし穴に注意が必要なのはいうまでもありません。

荒天の中、幾つかのエアポケットに嵌ってきましたが、ようやく視界が晴れてきたせいか、機体も徐々に安定飛行を取り戻しつつあります。気まぐれな上昇気流と下降気流に翻弄される日々はまだしばらく続きそうですが、燃料不足による緊急着陸はどうやら避けら…

今日は衣替え、夏服から冬服へと一斉に変わりましたが、いつもと違う風景に秋の訪れを実感した人も多いのではないでしょうか。今年のREITは6月と同時に真冬に突入し、9月中旬まではかつてない厳冬に見舞われました。ようやく寒さが緩んできていますが…

実りの秋、全国各地から秋の味覚の情報が届いてきます。稲刈りも今が最盛期、春に蒔いた種を刈り取る風景もあちこちで見られます。残念ながら今年の春に蒔いたREITという種は無理な増産やアメリカ発の台風被害で、収穫よりも種代の方が高かったわけです…

10日ほど前に年初来最安値を記録し、「落ちるところまで落ちた」と誰もがそう思ったことでしょう。しかし、今週に入って凄まじい巻き返しを見せ、気がつけば東証REIT指数は10%以上上昇し、2000ポイント台を回復しました。足枷が外れ、浮力を得…

出口かと思えばまた入り口、迷路のようなジャングルに4ヵ月間閉じ込められました。行軍中は数々のトラップに体は傷つき、治療薬の手当てもつかない中、精神的にも限界を試される日々が続きましたが、ようやく一筋の光明が遠くに見えてきました。これまでの…

1年前の今日、安部首相が誕生しました。初の「戦後生まれの首相」誕生に時代の変化と大きな期待が寄せられていたことを記憶している方も多いでしょう。在任から丁度1年を迎えた今日、安部首相は総理の座を降り、福田首相誕生の日となりました。こちらも初…

今日の市場は、中間決算の数字を左右する大事な一日でした。残念ながら神風は吹くことなく、このところの市況を象徴する結果となりました。三連休明けの火曜日、厳しい現実が朝一番から起こりそうです。

「花の色は 移りにけりな いたづらに 我身世にふる ながめせしまに」、百人一首にも収められた小野小町の歌です。世界三大美人の一人が詠んだこの歌は、植物としての花の色以上に、人の色即ち容貌のことを詠っているのではないでしょうか。史上最大の上げ幅…

年初来最安値更新の翌日は過去最大の上げ幅を記録、東証REIT指数の乱高下の激しさは特筆物でしょう。アメリカからの吉報には市場全体がダイレクトに反応しましたが、今夜の動き次第ではまた元通りになる可能性もあります。枕を高くして眠れる日が来るの…

地球の裏側ブラジルで行われた世界柔道選手権の結果は日本柔道界に衝撃的なものとなりました。柔道から柔術への道を歩んだ国で「柔道」が否定されたことは、ある意味で今の世界の潮流を象徴したものといえるでしょう。三連休明けの今日、REITも今までと…

昨日は久しぶりに新規上場銘柄のニュースが流れました。この時期に今年2番目というのは、黎明期並みのスローペースであり、一昨年の13銘柄、昨年の12銘柄とは比べるまでもありません。これは既上場銘柄の増資が盛んであることと無関係ではないでしょう…

昨日の急騰が継続し、しばらく安心かと思われた今日の前場。しかし、それは消える寸前の最後の輝きだったかのような今日の後場。最後のスパートで辛うじて前日比プラスとなりましたが、明日は厳しい現実に直面しそうです。

一国の首相の辞意表明、その意味するところは誠に重いものがあります。思えば一年前の就任時、時を同じくしてJ−REITの歴史的な上昇が始まりました。そして今年の6月、J−REITの歴史的な下落の始まり時、内閣支持率は就任以来最低のものとなりまし…

「女心と秋の空」、変わりやすいものの喩えですが、REIT市場もまたしかりです。浮き始めたかと思うと沈み、沈みかけたかと思うと浮いてくる、「まだはもう、もうはまだ」という相場の格言を地で行く値動きに翻弄されている投資家も多いはずです。今日は…

2001年9月10日、新しい市場が日本に誕生しました。翌日にはアメリカで同時多発テロが発生し、産声をあげたばかりのこの市場は、否応なく茨の道を歩むことになりました。その後、一時的な低迷はあったにせよ、順調に成長を続け、今や誰もがその存在を知る市場…

久しぶりに首都圏を直撃した台風9号、多くの交通網を麻痺させ、北上中です。このままの進路をとれば、東北・北海道にも多くの打撃を与えることは間違いありません。しかし、一方で台風が通過したところでは青空が広がり、住民も普段の生活を取り戻しつつあ…

3週間前の台風による被害の傷跡がまだ癒えない被災地を、また新たな台風が襲おうとしています。強い風雨は避難所へ避難した住民すら不安にさせています。このような状況では「いかにして被害を最小限に留めるか」、これが賢者の戦略でしょう。台風の進路、…

アメリカからの追い風もなかなか味方にはなってくれません。逆風には過剰に反応し、追い風には疑心暗鬼、これでは前に進むことは不可能でしょう。今、必要なのはフィフティ・フィフティの状況でも相手に果敢に勝負を挑むプレーヤーでしょう。バックパスのオ…

かつてやすやすとクリアしていた東証REIT指数2000ポイントラインが今は大きな壁として立ちはだかっています。超えようとすれば跳ね返され、仮に超えてもすぐに戻され、脱獄不可能な刑務所で囚われの身になっているかのようにさせられます。この閉塞感、…

9月、多くの企業が中間決算期を迎える月です。時価会計導入以降、どの企業も株価の動向には敏感になっていますが、REITもまた然りです。今年の3月の権利確定日の東証REIT指数は 2371.46 ポイント、本日の終値はその約2割ダウンですから、保有して…

風向きが変わりやすく、海流も複雑、熟練の船乗り達でさえ翻弄される航海が続いています。停泊できる港も視認できず、経験という名の羅針盤も役には立ちません。どこへ向かおうとしているのか、不安感が募る一方の辛い日々はもう少し続きそうです。

不安定な天候が続いています。ところによっては雷雨を伴う豪雨による災禍が心配されています。REIT市場も不安定な値動きの乱高下が続いており、銘柄によっては前回の大幅下落の価格をさらに下回っています。すっきりとした秋晴れにはまだ早いということ…

一度峠を越した筈のアメリカのサブプライム問題は、まだその続きがありました。思わぬ形で水を差された日本の株式市場、REIT市場も少なからぬ影響を受けています。また新たなトンネルが待っているのか、その答えは今夜のニューヨーク市場にあるでしょう。

底打ちはしたものの一直線の上昇がなかなか見られません。一歩前進半歩後退の値動きにじれったい思いをしている投資家も多いでしょう。しかし焦ってはいけません。下落基調が2ヵ月半続いたことを思えば、回復ペースは決して遅くないのです。スピードアップ…

今日は8月決算期銘柄の権利確定日。1年前のその日、東証REIT指数終値は1663.95でした。この間の値動きは「波乱万丈」の一言に尽きますが、今日の終値と比較すれば「順調な成長」を遂げてきたことに間違いはありません。成長の頭打ちが危惧されています…

暑い一週間の最後は、強い夕立でした。このところの好天で、傘を忘れた投資家たちが雨に打たれています。この雨が慈雨なのかどうか、それは週明けにもはっきりするでしょう。激動の8月、週明けは決算期銘柄の権利付取引最終日です。

「緩やかな右肩上がり」がREITの真骨頂だったのは、昨年までの話です。今年は「激しい上下動」が代名詞になりました。今日も値動きは激しく、指数は100ポイント以上のプラス。TOPIXと比較すると、その激しさが際立っています。強気な投資家もそろそ…