「見ると聞くでは大違い」という諺がある。それを今日のＪ−ＲＥＩＴに当てはめると、「午前と午後では大違い」であろうか。前場は緩やかな下落基調だったのが、後場に入って突如爆発。結果、東証ＲＥＩＴ指数は2200ポイントを突破した。大発会で2000ポイント…

まずは昨日明らかになった大きなニュースを２つ。１つ目は日本プライムリアルティの公募価格及びスケジュールの決定。昨日は全体的に大きく上昇したため、この銘柄も対前営業日比で２％上昇。結果公募価格も若干高い設定となってしまった。今の勢いなら９万…

眠りにつきかけた獅子が突然目覚めた、そんな印象の今日のＪ−ＲＥＩＴ市場。その獅子の代表は勿論日本ビルファンドのことである。この銘柄が上昇すると東証ＲＥＩＴ指数の上昇に勢いがつく。結果それが他の銘柄にも波及し、ほぼ全面高の展開となるという、こ…

日経平均 ＴＯＰＩＸ 東証ＲＥＩＴ指数 日本ビルファンド ジャパンリアルエステイト 日本リテールファンド オリックス不動産 日本プライムリアルティ プレミア 東急リアル・エステート グローバル・ワン不動産 野村不動産オフィスファンド ユナイテッド・ア…

先週末に東証ＲＥＩＴ指数は2100ポイントを突破した。2000ポイント突破が今月４日だから、たった半月でクリアしたことになる。この勢いなら月末の2200ポイント台突破も容易と思われ、実際にその目前まで迫ったが、さすがに息切れしたか、火曜日をピークにジ…

今日は１月決算期銘柄の権利落ち日。そのせいか、大きく下げた銘柄が目に付いた。権利落ち銘柄はともかく、それ以外の銘柄*1が理由もなく下げたのが気になる。東証ＲＥＩＴ指数も2100ポイントを一時割り込んだほど。しかしそれでもオリックス不動産は５日連…

最近予想外の事態が続出のＪ−ＲＥＩＴ。今日は１月期決算銘柄の値動きでそれが生じた。100万円以上の大型銘柄の３つ、東急リアル・エステート、日本ロジスティクスファンド、森ヒルズリートが下落し、５０万円以下のプロスペクト・レジデンシャル、ジャパン…

寄り付きから１５分くらいは昨日までの勢いそのままのロケット相場。ところが2200ポイント目前でエネルギー不足かプログラム障害か、とにかく成層圏を突破できず、結局迷走し海面に墜落してしまった。これまでが異常だったと思えば、このくらいの調整があっ…

今日も東証ＲＥＩＴ指数は最高値を更新。棒高跳びのセルゲイ・ブブカが大会毎に世界新記録を更新したことを思い出す。（そう考えるとブブカの凄さを再認識する。）日中の最高値は2200ポイントまで後一歩に迫り、今のＲＥＩＴの底力を強くアピールした。こう…

ゴールドラッシュ、誰も彼もが一獲千金を夢見てアメリカ西部へ向かった時代である。今の日本でそれにあたるのがＲＥＩＴであり、後世「リートラッシュの時代」と呼ばれるかもしれないほどだ。前営業日に東証ＲＥＩＴ指数が2100ポイントを初めてクリアしたば…

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今週はいつも以上に「激動の一週間」であった。その最大の要因は何といっても、「日銀の利上げ見送り」だろう。それまで洞ヶ峠を決め込んでいた投資家も、見送りのニュースに敏感に反応し、週末には東証ＲＥＩＴ指数が2100ポイントを突破してしまった。大発…

『一昨日のような急騰はしばらくない』そう思っていた投資家も多いと思う。しかしＲＥＩＴは二匹目、三匹目のドジョウを狙ってもそれ相応のリターンが得られる非常に美味しい市場であることを改めて証明した。寄りの時点から既に東証ＲＥＩＴ指数は2100ポイ…

今日は寄りの段階から波乱含み。おそらく昨日の高騰により利確売りに走る投資家が多かったためと思われる。そして午前〜午後あたまでは下落している一直線だったのが、一気に盛り返すと、今度は東証ＲＥＩＴ指数が2100ポイント到達寸前まで上昇。その後、落…

昨日、今日のＲＥＩＴ市場について、以下の２つを予想した。 東証ＲＥＩＴ指数の最高値更新。 阪急リートの大台*1突破。 この２つはどちらも的中したが、こちらの予想を遥かに大きく上回るものであり、素直に喜べず、複雑な心境である。前者はあわや2100ポイ…

昨日のblogで「明日以降に期待したくなる終わり方」、「明日、明後日が今年最初の勝負どころ」と書いた。結果は、東証ＲＥＩＴ指数の大幅上昇が示すとおり、前者は予想通りで、後者は８万円の利確という結果をもたらした。少々の落ち込みは比較的短期間でカ…

金曜日に”最終防衛線”と書いた東証ＲＥＩＴ指数の2000ポイントラインは、今日はあっさりと突破された。前場の引け時点では”バブル崩壊”に怯えた投資家も多かったのではないだろうか。しかし午後はしっかりと持ち直し、東証ＲＥＩＴ指数は４営業日ぶりに前日…

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ルビコンとガリレオ。イタリア史関係の書物には必ず出てくる固有名詞である。前者はシーザー（カエサル）が大英断を下して渡った川の名前であり、後者はシーザー以上に有名な物理学者・天文学者である。しかし今日取り上げるルビコンとガリレオにはどちらも…

今日の東証ＲＥＩＴ指数の最安値は 2000.13ポイント。ここが最終防衛線であるかのように、2000ポイントを割り込みそうになる度に、そこで踏みとどまる現象が見られた。果たして作為的なものなのか、それともただの偶然なのか。個人的には４万円の利確に成功…

今日は東証ＲＥＩＴ指数が一時2000ポイントを割り込むなど、不安が不安を呼ぶ展開。その象徴が森ヒルズリートであろう。上昇速度が凄かっただけにその反動もまた同様で、東証一部全銘柄の下落率でも８位にランクインするほどであった。その他はほぼ一進一退…

『良くも悪くも森ヒルズリートを中心に今のＪ−ＲＥＩＴ市場は回っている』そんなことを強く意識させられた今日のＪ−ＲＥＩＴ市場。森ヒルズリートは朝一番から値がつかず下落ムード全開だったが、それが他の銘柄にもあっという間に波及し、ほぼ全面安の展開…

時代の寵児という言葉がある。今のＲＥＩＴにそれをあてはめるとすれば、森ヒルズリート以外ないだろう。今日も上場来最高値を更新し、終値は１２０万円台を突破した。上場して１ヵ月と少し、かつてこれほどのスピードでこのラインを突破した銘柄はない。終…

今日は月曜日だが、成人の日ということで市場はお休み。成人になるということは、一人前の大人として様々な権利を手にする一方で、それなりの義務と責任も伴う。最近、成人式のあり方が問われているが、これはその前段階で「（社会人としての）権利、義務、…

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年始早々から東証ＲＥＩＴ指数が２０００ポイント超えを果たし、また時価総額５兆円もあっさりクリアするという、少々ハイペースで飛ばし気味なＪ−ＲＥＩＴ。箱根駅伝２区で区間新ペースで走りながら、終盤失速したモグス選手のようにならなければよいが、と…

週明けのＪ−ＲＥＩＴは寄付きから波乱含みの展開。ＤＡオフィスが「買い＞売り」で値つかず、一方日本コマーシャルは「売り＞買い」で値つかず。特に後者はあわやストップ安で、これが引き金となったか東証ＲＥＩＴ指数は午前１０時３０分くらいまで一直線の…

今日の東証ＲＥＩＴ指数は、真ん中の山が大きな「Ｗ」字型の値動き。昨日の右肩上がり一辺倒とは明らかに異なる様相を呈した。それでも１０銘柄が上場来最高値を更新し、内９銘柄は２日連続の更新となった。顔ぶれを見ると時価総額第三位の日本リテールファ…

大発会のご祝儀相場的意味合いを遥かに凌駕する上昇を見せた今日のＪ−ＲＥＩＴ。東証ＲＥＩＴ指数の値動きを見ると箱根駅伝５区の山登りコースのようで、それを順天堂大学の今井正人選手が駆け上がっていくような勢いであった。短縮相場にも関わらず、である…

昨年はＪ−ＲＥＩＴ特化型投資信託の設定が一段落し、Ｊ−ＲＥＩＴを組み込んだバランス型投資信託やグローバル・リートの設定*1が目立ったと思う。特化型の代表例は6月21日に設定された「ニッセイＪ−ＲＥＩＴファンド(２ヵ月決算) 」と12月18日に「野村日本不…