日本リテールファンド他５銘柄が最高値更新!!

今日は１月決算期銘柄の権利落ち日。そのせいか、大きく下げた銘柄が目に付いた。権利落ち銘柄はともかく、それ以外の銘柄*1が理由もなく下げたのが気になる。東証ＲＥＩＴ指数も2100ポイントを一時割り込んだほど。しかしそれでもオリックス不動産は５日連続の最高値を更新。出遅れ感もあるだろうし、来月に決算を控えていることもその理由と思われる。またそれ以外でも５銘柄*2が最高値を更新。これは昨日よりも多い。

さて昨日大きく値を下げたＤＡオフィスについて言及したい。この銘柄は今期比較的高額な分配金を予定している。これは保有物件売却益の寄与するところで大で、いわば特別分配金が加算されているわけだが、昨日公表された決算短信等を見ると、来期は通常ベースの分配金に戻るようだ。これが公表されたのは昨日であり、一昨日に最高値更新したというのに、その翌日の寄付段階から売り圧力が強く（▲２万円）、終値でも大幅に下げたのはインサイダー取引の疑い（一昨日以前からその事実を知っていた？）を持ちたくなってしまう。物件売却による特別加算がないことは事前に充分予想できたと信じたいが、タイミングがタイミングだけに妙に引っかかる。

山あり谷ありのおよそＲＥＩＴらしからぬ激動の一週間だったが、来週は来週で日本プライムリアルティの公募増資をめぐる丁々発止のやりとりが見込まれる。平穏な日々は当分先のことか。個人的には「利確なし」の一週間で、含み損を抱えて週を越すことになった。たまにはこんな週もある。

[参考］今日の東証ＲＥＩＴ指数：2126.57(-15.39)
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*1:グローバル・ワン不動産、森トラスト総合リート

*2:日本リテールファンド、ＦＣレジデンシャル、トップリートジャパンエクセレント、日本コマーシャル