今週のJ-REIT

三連休明けの火曜日、いきなりの暴落からスタート。その後週末にかけて回復したが、それでもまだまだ足腰の弱さを感じる。「力強さ」を感じるのはもう少し先のことだろう。

このところの値動きの激しさは株式市場並みである。デイトレーダー機関投資家には妙味があるだろうが、中長期型の投資家には精神的にあまりよくないと思える。「緩やかな右肩上がり」が真骨頂だけにそろそろ本来の路線に戻ってほしいものだ。

今週は5月期決算のファンドが相次いで確定分配金を公表した。一応権利付取引最終日(5/25)の終値との関係を以下に挙げておく。

  • ユナイテッド・アーバン
    • 715,000円 16,100円 4.503%
  • クレッシェンド
    • 495,000円 11,003円 4.675%
  • DAオフィス
    • 495,000円 15,901円 3.925%※
  • 阪急リート
    • 824,000円 13,579円 3.296%

※利回り=分配金×2÷終値 ただし、DAオフィスは変則決算(運用期間223日)のため、その分を加味。

金利上昇基調の中、利回りが今後どこまで上昇するだろうか? ちなみにこの1週間で複数の銘柄で、予想分配金の上方修正が公表された。これも列挙しておこう。

  • ユナイテッド・アーバン(2006/11期)
    • 修正予想分配金:16,400円 従前予想分配金:14,800円(+1,600円)
  • DAオフィス(2006/11期)
    • 修正予想分配金:16,168円 従前予想分配金:14,102円(+2,066円)
  • ビ・ライフ(2006/11期)
    • 修正予想分配金:16,398円 従前予想分配金:15,667円(+731円)
  • ビ・ライフ(2007/05期)
    • 修正予想分配金:12,556円 従前予想分配金:12,060円(+496円)

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