今日のJ-REIT

小休止という言葉がよく似合う一日。全面高的展開から調整局面に入った段階。ここでもう一段下げるか、それとも反転するか、各銘柄の真価が問われよう。

個別の銘柄では、森トラスト総合リートが上場来最高値を更新。まだまだ伸びそうな勢いである。好調を維持しているのは東急リアル・エステート、野村不動産オフィスファンドも同じ。２番手集団のライバルたちから一歩抜け出したのではないだろうか。ただし特殊要因があるのも事実。東急リアル・エステートは母体の東急不動産が日経２２５採用銘柄となった（入れ替えは１０月２日）し、野村不動産オフィスファンドはこれまた母体の野村不動産の持株会社、野村不動産ホールディングスが上場する（１０月３日）ことが決まっているのだ。こうした要因が寄与しているのは間違いない。

さて今日は福岡リートのファンド買いが見られるかと思ったが、意外にも平穏なものだった。価格決定日〜昨日までに仕込み終えたのかもしれない。明日は増資分の取引開始。果たして幾らで寄るのだろうか？

[参考］今日の東証REIT指数：1693.69(-7.28)
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