今日のJ-REIT

まずは日本リテールファンド、この銘柄にはどうしても触れておかなければならない。昨日公募価格が決定したことを公表したが、今日になって「取り消し」のお知らせ。決定を受けて動いていた投資家層は思いもよらぬ事態に驚いたのではないだろうか。私も仕入れを見合わせた。結局今日の終値で決まったようだが、果たしてもう一度「キャンセル」があるのだろうか？

全体としては、日本ビルファンド、森トラスト総合リートといった大型銘柄が上場来最高値（終値ベース）を更新し、オリックス不動産、日本プライムリアルティ、東急リアル・エステート、野村不動産オフィスファンドは大幅に上昇、さらに直近の上場銘柄、ジャパンエクセレント、日本アコモデーションファンド、ＭＩＤリートも上場来最高値（同）を更新するなど好材料が目白押し。結果東証REIT指数も急上昇した。

その一方で上場来最安値を更新したジャパン・ホテル・アンド・リゾート。いくら唯一の１年決算期銘柄で、次の決算が来年８月とはいえ、これは問題だ。しかも上場来最高値の約７割。株式に比べ、安定的な値動きの中でこの銘柄だけは別だが、それにしてもひどい。

個人的には、昨日仕入れたジャパンリアルエステイト、オリックス不動産、日本プライムリアルティ、そして先週仕入れた野村不動産オフィスファンドが予定通り売却でき、４万６千円の利確。その代わり、仕入れは全くできず、在庫は相当少なくなった。明日は上手く仕入れられるだろうか。

[参考］今日の東証REIT指数：1730.86(+21.20)
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