今日のJ-REIT

月初最初の市場はほぼ全面高。特に決算期を終えたばかりのジャパンリアルエステイト、グローバル・ワン不動産、森トラスト総合リートの3銘柄が揃って大幅上昇。また一時期上場来最安値街道をまっしぐらに進んでいたジャパン・ホテル・アンド・リゾートが急激に回復しているし、ニューシティ・レジデンスもこのところ力強い値動きを見せているなど明るい材料が目白押しだ。

さてこういうムードに水を差すかもというのが、ジャパンリアルエステイトの公募増資が公表されたこと。これ自体はこの銘柄の増資パターンを考えれば想定の範囲内であり、このブログでもそれに触れている

問題は予想分配金が下方修正されたこと。上方修正がお決まりのパターンだったわけで、投資家へのインパクトは強い。「永遠の〜」という枕詞がつくものの、日本ビルファンドにつぐNo.2銘柄であるところは誰しも認めるところ。今後のJ-REIT市場全体に対する少なからぬ影響を与えそうだ。

[参考]今日の東証REIT指数:1710.49(+13.77)
人気blogランキング