今日のJ-REIT

先週末までの勢いはいったん小休止。金融庁の業務改善命令の問題もあり、これは「想定の範囲内」であった。ただその下落ペースが意外と緩かったことも事実。トップリートは寄り付きこそ急落を予感させたが、すぐに回復し底堅さを改めてアピールしたように思う。

個人的には例のごとく日本ビルファンドを仕入れた。明日以降の値動きを左右するのは、今月決算期銘柄＋ジャパンリアルエステイト（公募増資がらみのファンド買いを控えている）への資金シフトだろう。さらに月末には日本コマーシャルへの資金シフト（理由はジャパンリアルエステイトと同じ）も考えられる。月末までは仕入れ、利確は来月頭から、そんな流れが有力だ。

さて上述の日本コマーシャルだが、第三者割当増資も決まっている。口数にして１万２２００口、時価総額で約５５億円ほどで、割当先は大和証券エスエムビーシーである。代金の払い込み期日は明日。
幹事証券会社であり、多少の配慮はわかるが、まるでファンド買いの実弾供給であり、これが市場にどのような影響をもたらすのか、興味は尽きない。

[参考］今日の東証REIT指数：1758.41(-9.79)
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