森ヒルズリート&上場予備軍

明日は11月決算期銘柄の権利付最終日。これが終われば、次の話題は「森ヒルズリートの上場」ということになる。公募価格は75万円に決まったようだ。上場時点の総発行投資口数は12万9800口であるから、単純計算でREIT時価総額は973億5千万円増加することになる。時価総額だけを見れば、今年の上場組では日本コマーシャルトップリートに次ぐ3位に位置する大型ファンドであり、全銘柄で見てもケネディクス不動産を抜いて15位にランクインする。早晩1000億円を突破するだろうし、その他の銘柄の動向いかんではベスト10入りも考えられる。

新規上場は市場に対するカンフル剤としての効果が期待できるが、森ヒルズリートに次ぐ上場予備軍には、以下のような銘柄がある。

が、この時点で公表されていないということは、今年は森ヒルズリートで打ち止めということか。もしそうなれば、今年の上場組は12銘柄で、昨年の13銘柄を下回ることになる。個人的には『上回るのは確実』と思っていたので、これは『意外』である。

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