日本アコモデーションファンドが連日の最高値更新!!

今日は12月決算期銘柄の権利付最終取引日。今日の取引中心となるのが、この条件に該当する銘柄であることは容易に予測された。結果はというと

  • 日本ビルファンド:1,540,000円(1,090,000円、+41.28%)
  • 日本プライムリアルティ:423,000円(363,000円、+16.53%)
  • 東京グロースリート:407,000円(417,000円、-2.40%)
  • フロンティア不動産:1,150,000円(848,000円、+35.61%)
  • アドバンス・レジデンス:494,000円(443,000円、+11.51%)
  • ジャパンエクセレント:785,000円(790,000円、-0.63%)
  • MIDリート:513,000円(514,000円、-0.19%)

であった。*1
大幅増資があった東京グロースリートを除き、順調な成長をしているのがよくわかる。

個人的には保有銘柄が全て指値で売却でき、6万円の利確に成功。これで月間の累積利確は47万円に達した。週内にもう一踏ん張りすれば、50万円突破も夢ではない。

さて最近の傾向として、REIT組み入れの投資信託の設定が急増していることは看過できない。先日の野村日本不動産投信がその代表例だが、それ以外にも興銀第一ライフアセットマネジメント社がDIAM世界6資産バランスファンドを15日に設定*2したし、28日には第一勧業アセットマネジメント社日本3資産ファンド*3を設定する。

J−REIT特化型ファンドの設定が与える影響が大きいのはいうまでもないが、株式、債券、そしてREITにそれぞれ一定割合で資産配分するバランス型ファンドの設定はそれ以上の影響力があるかもしれない。その一例が日興アセットマネジメント社が2003年8月5日に設定した財産3分法ファンド(不動産・債券・株式)毎月分配型である。このファンドの純資産総額は軽く1兆円を超えており、全ファンドの中でも屈指の存在であるが、このファンドはJ−REITを約27%ほど組み入れている。金額に換算すると約3300億円程度。これは日本リテールファンドの時価総額にほぼ匹敵し、全銘柄の時価総額からみても約7%を占める。影響力が低かろうはずがない。

このファンド、バランス型そして毎月分配型という投資家を惹きつける魅力に溢れているのが人気の高さを生んでいるのであろうが、 毎月分配を謳うのにREITは極めて有力な金融商品であろうし、このファンドの人気ぶりが追随するファンドを輩出し続けている理由でもあろう。グローバルソブリンに代表される毎月分配型ファンドが投資家の人気を集める限り、この流れは止まらない。とすれば、REITは高値安定を維持し続けるであろう。

[参考]今日の東証REIT指数:1950.73(+5.46)
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*1:カッコ内は前決算期末の数字、ジャパンエクセレントとMIDリートは前日分

*2:J−REITに6分の1配分

*3:成長、安定の2コースあり。こちらはJ−REITに30%配分。