気になる新ファンド

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント社が「GSグローバルREITポートフォリオ(毎月):愛称リートマスター」を22日に設定した。名前の通り世界各国のREITが投資対象だが、J−REITへの投資比率が約1割と、グローバルタイプにしてはその比率が高い。既に70億円近い純資産総額に達しており、今後の成長が大いに期待される。
そしてもう一つ。野村アセットマネジメント社が21日に設定した「ノムラ・グローバル・オールスターズ」にも注目したい。こちらはいわゆるバランス型ファンドで、REITの投資比率が1/10でしかもこれが世界各国のREITへの分散投資となるため、J−REITへの比率は非常に低いものと思われる。が純資産総額は既に2000億円近くあるため、たとえ0.1%でも2億円になるわけで、これも今後「優良な買い手」として期待したい。