4銘柄が最高値更新!!

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」、これは剣豪松浦静山の名言である。(楽天の野村監督の方が有名かもしれないが。) この言葉をREITに当てはめて考えると、不思議の勝ちはビ・ライフであり、不思議ではない負けはDAオフィスである。これはいわずもがなだが、5月決算期銘柄が今日権利落ちしたことによる。どちらもその点では同じなのに、ここまでのコントラストを描くことは常識的に考えられない。

”不思議の勝ち”は東証REIT指数にもいえる。前営業日の権利確定日には急落し、権利落ち日に急騰する流れは理解しづらい。が、投資家にしてみれば、下落して割安感が出てきたから食指が動いた、ただそれだけのことだろう。反発力の強さは、前営業日に下落した27銘柄のうち、22銘柄が反騰したことで証明されている。ちなみに本日最高値を更新した4銘柄(プレミア、日本ロジスティクスファンド、ケネディクス不動産、ビ・ライフ)のうち、3銘柄が反発銘柄である。月末恒例の”不思議な熱狂”相場、その幕開けにふさわしい一日であった。

  • 今日の東証REIT指数:2592.16(+25.34)
  • 東証一部値下がり率ランキングランクイン銘柄(〜100位)
    • 031位:DAオフィス
    • 046位:ジョイント・リート
    • 060位:ユナイテッド・アーバン
  • 個別銘柄ショートコメント
    • ケネディクス不動産…公募増資のファンド買い特需は終わったはずだが、今日はその再現のような急騰で最高値更新。時価総額が一気に9位まで上昇(それまでは16位)したことで、投信の組み込み比率が高まったためか。ファンド買いにも地震のようなP波とS波があるのだろうか?
    • ビ・ライフ…権利落ちしたのは事実だが、最高値更新したのも事実。よほどの材料でもないとこれだけ上昇することはないはずだが、何かとんでもない材料でも?
  • 個人としての資産運用状況
    • 1口購入(今日の最安値)して1口利確(今日の最高値で売却)に成功。REIT特有の引け間際の急上昇カーブに上手く乗ることができた。最近、仕入れと売却の件数が増えてきている。この勢いで、残りの保有分2口も早々に利確させていきたい。
  • 今月の主なスケジュール
    • 29日:クレッシェンド第三者割当増資申込期日&払込期日。

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