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●25日
- 6月期決算銘柄の権利落ち。
- 野村不動産レジデンシャルが最安値を更新。
- 日本コマーシャルの下落率が最大を記録。
●26日
- 特になし。
●27日
- 特になし。
●28日
- プロスペクト・レジデンシャルが2007/07期の予想分配金を上方修正。
●29日
- プレミアが最高値を更新。
- プレミアの上昇率が最大を記録。
先月末時点における東証REIT指数は2612.98、今から思えば夢のような数値である。たった1ヵ月で300ポイント以上下げた例はおそらく初めて。先月が高値安定圏だっただけに今月の落ち込みが余計に目立つ。月末になって少し盛り返したが、油断は禁物である。
来月はDAオフィスとジャパンエクセレントが公募増資を行う。また6月期決算銘柄が1つくらい公募増資を公表するかもしれない。また月も半ばに進んだ頃に7月期決算銘柄がそれを行わないとも限らない。現在の低迷がその点をどの程度折込済みなのか気になるところだ。
さて上場予備軍に新たな銘柄が加わった。トーセイ・リート投資法人で6月21日付で投資法人としての登録が完了している。野村不動産レジデンシャル以来、もう4ヵ月以上新規上場がなく、代わりに既上場銘柄の増資が非常に盛んである。市場規模の成長という点からすれば順調なのだろうが、「新規上場がない」というのは一種の少子高齢化社会のようなもので将来に不安を残す。粗製乱造ではいけないが、適切なプロセスを経た不動産ファンドのゴールとしてのREIT市場という位置づけを誰もが持てるようにならなければ、と思う。
●来月の主なスケジュール
- 2日〜4日:DAオフィス、公募増資価格決定日(予定)。
- 3日〜5日:ジャパンエクセレント、公募増資価格決定日(予定)。
- 5日〜9日:DAオフィス、公募増資申込期間(予定)。
- 6日〜10日:ジャパンエクセレント、公募増資申込期間(予定)。
- 12日:DAオフィス、公募増資払込期日(予定)。
- 13日:ジャパンエクセレント、公募増資払込期日(予定)。
- 18日:日本レジデンシャル、2007/05期の決算発表。
- 18日:野村不動産レジデンシャル、2007/05期の決算発表。
- 19日:日本レジデンシャル、第三者割当増資申込期日。
- 19日:阪急リート、第三者割当増資申込期日。
- 20日:日本レジデンシャル、第三者割当増資払込期日。
- 20日:阪急リート、2007/05期の決算発表。
- 20日:阪急リート、第三者割当増資払込期日。
- 25日:7月決算期銘柄権利付取引最終日。
- 26日:7月決算期銘柄権利落ち。
●再来月の主なスケジュール