今日のJ-REIT

銘柄ごとの明暗がはっきりと出た一日。「勝ち組」と「負け組」にはっきりと二分されたともいえる。今日の終値の時点における時価総額は対前日比で約+100億円だが、この金額は日本ビルファンド時価総額増加額とほぼ同じである。こんなところにも今日の値動きが象徴されている。

ちなみに「(今日の)勝ち組」といえるのは、日本ビルファンド、日本プライムリアルティ、グローバル・ワン不動産、フロンティア不動産、ジャパンエクセレント、日本アコモデーションファンドといったところでいずれも上場来最高値を更新した銘柄ばかりである。注目すべきはグローバル・ワン不動産。「これ」という理由が特に見当たらないにも関わらず、まるで上場直後の新興銘柄のような勢いで最高値を更新している。

全体的には昨日ほどの勢いは息を潜めた感はあるが、それでも東証REIT指数は最高値を更新。日経平均TOPIXの連続更新記録は知らないが、東証REIT指数の7営業日連続というのは、それらの記録に充分比肩しうるのではないか。

今年最後の祭りを演出するであろう森ヒルズリートの上場は明後日。この状態で上場すること自体、この銘柄の強運を証明しているのかもしれない。

[参考]今日の東証REIT指数:1841.51(+4.49)
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