悪夢は再び
昨日の反転でようやく長いトンネルを脱した…筈だった。しかしここが最後の逃げ場と思ったのか、売り優勢のまま東証REIT指数は急落し、一時は2300ポイント割れまで覚悟したほどである。辛うじて少し持ち直したものの、今日の終値は丁度2ヵ月前のものとほぼ同じ。1ヵ月半かけて地道に築いてきたものを、この半月で一気に吐き出した格好で、この点は西武ライオンズの今の姿に重なる。
さて予定通り日本レジデンシャルと阪急リートの公募増資価格が本日決定し、同時にそのスケジュールも確定した。日本レジデンシャルの方は市況に足を引っ張られて不本意な増資となってしまったが、これは致し方のない所。今の状況ではファンド買い特需が盛り上がるか怪しいものだが、こんなときだからこそそれに救いを求める投資家も多いように思う。
明日からは毎日のようにカンフル剤になりそうなネタが続く。まずは東証REIT指数の2400ポイント台回復に期待したい。
●今日の東証REIT指数:2354.02(-59.82)
●東証一部値上がり率ランキングランクイン銘柄(〜100位)
- 084位:日本ロジスティクスファンド
- 091位:阪急リート
●東証一部値下がり率ランキングランクイン銘柄(〜100位)
- 002位:日本プライムリアルティ
- 008位:野村不動産オフィスファンド
- 011位:ジャパンエクセレント
- 016位:ユナイテッド・アーバン
- 018位:日本アコモデーションファンド
- 027位:日本コマーシャル
- 029位:森トラスト総合リート
- 030位:福岡リート
- 035位:ジャパンリアルエステイト
- 039位:森ヒルズリート
- 046位:東急リアル・エステート
- 056位:プレミア
- 068位:イーアセット
- 070位:日本リテールファンド
- 078位:MIDリート
- 082位:オリックス不動産
●個別銘柄ショートコメント
、決算期を目前に控えて、下落率記録を更新。しかも全銘柄中でも下落率2位。一時的なものと思うが
、この銘柄までこんなに売られるようでは”末期症状”かもしれない。
●個人としての資産運用状況
- 今日も約定なし。今回の低迷は想像以上に長続きしそうだ。
●今月の主なスケジュール
- 13日〜15日:阪急リート、公募増資価格決定日(予定)。
- 14日:プレミア、2007/04期の決算発表。
- 14日〜18日:日本レジデンシャル、公募増資申込期間。
- 14日〜18日:阪急リート、公募増資申込期間。
- 14日〜18日:阪急リート、「オーバーアロットメントによる売出し」申込期間。
- 15日:野村不動産オフィスファンド、2007/04期の決算発表。
- 15日:イーアセット、2007/04期の決算発表。
- 18日:FCレジデンシャル、2007/04期の決算発表。
- 18日:トップリート、2007/04期の決算発表。
- 18日:ケネディクス不動産第三者割当増資申込期日。
- 19日:ケネディクス不動産第三者割当増資払込期日。
- 19日:スターツ・プロシード、2007/04期の決算発表。
- 21日:日本レジデンシャル、公募増資払込期日。
- 21日:阪急リート、公募増資払込期日。
- 22日:阪急リート、「オーバーアロットメントによる売出し」受渡期日。
- 25日:6月決算期銘柄権利付取引最終日。
- 26日:6月決算期銘柄権利落ち。
●来月の主なスケジュール