「泣きっ面に蜂」、ただでさえ軟調なREIT市場に、ニューヨーク市場の急落がとどめをさしたというのが今週の顛末。上場来最安値を連日更新した野村不動産レジデンシャルは言うに及ばず、日本ビルファンド以下多くの銘柄が年初来最安値を更新した。(金曜日時点だけで10を超える銘柄数だ。)
 その影響は東証REIT指数を直撃しており、過去の最高値(=2007年5月31日時点)からの乖離率は-23.76%。これだけの乖離は過去最高である。とりあえず今年コツコツと積み重ねてきた貯金は使い果たしてしまったわけで、また一からやり直し。どんなに下がっても-30%、つまり1800ポイント台だろうと考えているが、こればっかりはわからない。利回り商品としての歯止め効果がどのくらいで現れるのか、今後投資判断する上での貴重な機会となるだろう。