今週の総括

虎口を脱したと思わせるこの一週間の値動きだった。アメリカの空売り規制が呼び水となったのだろうか。ある報道によると全銘柄に適用されるらしい。そうなると面白そうだが、貸借銘柄がそれほど多くないREITの状況を見ると、短期的には意味があっても、…

台風が少しずつ近づいているような一週間だった。風雨は少しずつ強くなり、誰もが家路へと急いでいる。しかし、上陸はこれから。洪水の被害が本格化するのはこれからである。ゼファー、キョーエイ産業の民事再生手続開始は、ほんの小手調べといったところ。…

重いムードに支配された5日間であった。ずるずるとは下がらないもののジワジワと後退していくような感じ。REITにデフレが起きているようだ。一頃に比べると最安値更新銘柄の数こそ減ったが、それでも毎日必ず1銘柄以上ある状況がずっと続くというのも…

浮き沈みの激しい一週間だった。こんな調子が1ヶ月も続いたら心臓が幾つあっても足りないだろう。今週最大のニュースはフロンティア不動産の増資公表と産業ファンドの増資中止。権利落ち銘柄ではジャパンエクセレントも気になる動きを見せている。

サブプライム・ショックは忘れた頃に復活する、好材料に乏しいのは事実だが、また危険水域に達してきた。いったん反転すれば、カラ売りの買戻しも加わって一気に吹くはずだが…。昨日のNY市場を見る限り、来週も出足早々厳しい現実に直面しそうだ。

今週も最安値更新銘柄が続出。ラサール・ジャパンに至ってはこれで6営業日連続だ。カンフル剤を期待した日本ビルファンドの分配金上方修正も悪い流れには逆らえなかった。来週はユナイテッド・アーバンの増資、そして6月決算期銘柄の権利確定があるが、問…

ニュースだらけの1週間だったが、産業ファンドの超大型増資、大和ハウスリートの上場中止と特筆もののビッグニュースが2件もあるなど、どれを一面記事にするのか難しいほど。号外が2件もある週も珍しい。

今週は、5月決算期銘柄の権利確定をめぐる動き、そして何より野村不動産オフィスファンドの特需と非常に活発な取引が見られた。一部の銘柄が迷走したものの、大半の銘柄は堅調な値動き。この安定感なら大やけどはしないだろう。来週は月初早々イベントが幾…

まずは、大和ハウスリートの新規上場が一番のニュースだろう。次は野村不動産オフィスファンドの公募価格決定。その他にも決算発表や、予想分配金の上方修正など、見出しに事欠かない一週間だった。気がかりなのは、ニューシティ・レジデンス、ラサール・ジ…

今週はニュースが山のよう。ミャンマーのサイクロン、中国四川省の大地震、世界のニュースに比べれば大きさで見劣りするが、それでもREIT市場をにぎやかにするニュースばかりであった。DAオフィスが2年連続で超大型増資、しかも減配のオマケ付きには…

今週最大のニュースは何といっても野村不動産オフィスファンドの公募増資&第三者割当増資の公表だろう。これで、今年は時価総額上位四天王のうち、日本リテールファンド以外が増資。おそらく日本リテールファンドも次の権利落ちで増資するから、この影響は…

日本ビルファンド、ジャパンリアルエステイトといった時価総額上位銘柄が牽引役となって、REIT市場は賑わいを取り戻しつつある。この勢いが来週も続くようなら本物だ。とりあえず老舗銘柄にもう少し頑張ってもらって、低迷しているレジデンス系銘柄にも…

権利確定、権利落ちをめぐる攻防くらいで平和に過ごせれば、と思っていたが、さすがにそれは甘かった。ニューシティ・レジデンスの増資、そしてクリード・オフィスの予想分配金の大幅下方修正と、マイナスエネルギー爆弾が市場に連続投下され、上げ潮ムード…

決算発表が相次いだが、大きなサプライズもなく、市場への影響もあまりなかった。東証REIT指数も安定期に入りつつある。来週は4月決算期銘柄の権利落ちが控えるが、意外に底堅いと予測する。

週の半ばで下りの超特急に変身。終点までノンストップかと思ったが、週末には戻したので、これは意外だった。来週は決算発表ラッシュ。当然、サプライズもあるだろう。強すぎる刺激は逆効果の可能性もあるので、ほどほどに願いたい。まずは日本リテールファ…

最後に少し失速したが、全般的に非常に底堅く「強いREIT」復活を意識させる値動きだった。25日移動平均を見ても、老舗銘柄が好調であることがそれを裏付けている。上昇気流が吹いているのは間違いないが、あまり楽観しすぎるとエアポケットに陥ってしま…

六曜日でいえば典型的な先勝、上り坂も下り坂もあるという人生そのものの一週間だった。目立つのは、予想分配金の修正ラッシュ。これだけ続くと、「次はこの銘柄」という期待感も高まるのではないか。来週はそれほど大きなイベントはない。強いてあげればフ…

金曜日の夜からMYPCが不調。この土日にかけてあれこれと試して、やっと復調。先ほどメールへの返事が終わって一呼吸置いたところである。既に先週となってしまったが総括を。「劇的なV字回復」と言い切っていいものかどうかは悩むが、桜の開花宣言に合…

サブプライムハリケーンの被害は甚大。金曜日にはついに半数の銘柄が最安値を更新した。東証REIT指数の1300ポイント台は2004年9月10日以来のこと。その頃上場していたのはフロンティア不動産までの14銘柄。銘柄数が現在のちょうど3分の1である。既に13…

今週は最安値更新銘柄ばかり。その分利回りは上昇するが、ここまで下がると投資意欲も減退する。最安値更新銘柄に名を連ねていない老舗銘柄も「まさかここまでは下がるまい」と思われていたラインをあっという間に突破しており、デフレスパイラル状態だ。来…

ようやく明るい兆しが見えてきたと思ったら、この体たらく。分配金目当てに買うのは楽しくなったが、キャピタルロスの可能性が高くなると二の足を踏む。ニューヨーク市場が急落したので、週明けの市場も大荒れとなりそう。月初のダメージをジワジワと取り返…

日本ビルファンドの増資が一段落してから、いろいろなニュースが増えてきた。今週だけで増資が2銘柄、そして決算発表が6銘柄。特にジャパンリアルエステイトの増資は公表のタイミングが「1ヵ月以上早い」というのが正直な感想。今年に入ってナンバーワン…

今週も先週に負けず劣らず、ニュースが満載。毎日最安値更新銘柄が出たのは残念だが、それ以外は明るい材料が多かったように思う。来週は12月銘柄の決算発表がピークを迎えるが、これが更なる上昇圧力となってくれることを期待する。特に、6月分の予想分配金…

週明けからイベントのオンパレード。アメリカでは、スーパーボウルにスーパーチューズデイとスーパー続きだったが、REITも日本ビルファンド、野村不動産レジデンシャルの増資イベントで活発な動きがあった。ただし、状況そのものはそれほど芳しくない。…

週頭に急降下した後、週末に向かって徐々に上昇するというのが、このところのパターン。今週もその例に漏れなかった。今週の場合、月曜日が日本ビルファンドの増資価格決定日だった点もそのパターンをよりはっきりさせた要因だろう。25日移動平均からの乖離…

今週は大寒波が日本を襲った。REIT市場も週明けから上昇ムードをへし折るような冷水を浴びせられた。日本レジデンシャルの予想分配金を下回る決算発表と野村不動産レジデンシャルの増資である。特に後者は、日本ビルファンドの増資ですら冷ややかだとい…

今週はいろいろな意味で「大忙し」であった。それは上記の「今週のJ−REITニュースダイジェスト」を見ればよくわかる。毎日がジェットコースターのように急降下・急上昇の繰り返しで、めまいがしそうだったが、それにとどめを刺したのが日本ビルファンド…

今年の大発会の下落幅は1949年以来最大のものであった。1949年というのは戦後初の大発会ということで、今の日本市場は戦前の水準なのかと錯覚してしまいそうだ。それが今年の市場を暗示したかのように、年初から明るい話題がきわめて少ない。REIT市場も…

今週といっても一日、しかも実質半日だが、株式市場の大幅下落はそんなことを忘れさせるほどの衝撃であった。今朝のニューヨーク市場も大きく下落し、月曜日からが思いやられるほど。REITも日本レジデンシャルをはじめ多くの銘柄が最安値を更新してしま…

1年の締めくくりの週ではあったが、非常に寂しいものとなった。下記の25日移動平均線乖離率からも半数以上がマイナスで年越し。昨年末の盛り上がりを思うと、その落差感は本当に大きい。金融商品取引法の施行の影響で、今までのような戦略も取れないし、1…