• 週頭に急降下した後、週末に向かって徐々に上昇するというのが、このところのパターン。今週もその例に漏れなかった。今週の場合、月曜日が日本ビルファンドの増資価格決定日だった点もそのパターンをよりはっきりさせた要因だろう。25日移動平均からの乖離率だが、先週は4銘柄だけがプラスだったが、今週末では13銘柄に増えており、「冬来たりなば、春遠からじ」を感じさせる。週明けは日本ビルファンドのファンド買い特需、奇しくも立春と重なる。いい意味で春を感じさせてほしいものだ。ただし、次の5日は野村不動産レジデンシャルの増資価格決定の有力日。こちらの寒気団は非常に厳しい寒さをもたしそうである。