• 上昇して嬉しくないはずはないのだが、こういう上昇の仕方には一抹の不安がある。まぁ今までのことを思えば、贅沢の極みなのだろうが。この急騰の背後に何があるのかはよくわからない。新規の投信では大和投信のダイワ円債重視バランスF(資産形成型・奇数月決算型)が明日の設定日だが投資比率は5%、同日にはJPモルガンがJPMターゲット・イヤーやJPM資産分散インカム・ファンドを設定するので、それを見越しての事前買いとも考えられるし、本日分でいえば興銀第一ライフアセットマネジメントのDIAM資産形成ファンドが設定された影響では、と推測することは可能だ。しかし、新規設定でこれだけの資金が動くことは考えにくく有力な証拠とはなりえない。何はともあれ、東証REIT指数の2000ポイント復帰は「出直し」のいいきっかけである。25日移動平均線の乖離率を見ても31銘柄がプラスに転じた。7割以上が超えたのなら本物だろう。