• 竜頭蛇尾を地で行くような一日。上昇したことは明るい材料だが、昨日の下落を取り返すには至らず。戦犯は日本ビルファンドである。売買高は価格決定日の昨日以上で、通常では考えられない分厚い板が売り・買い双方に見られた。これが上値を重い展開にし、結果として他銘柄を引っ張る格好となってしまった。理由としては、昨日決まった公募増資価格121万円(実質)であること。これより高い金額でカラ売りしておけば、現物を受け取っても、サヤを抜くことができるという寸法。そんなわけで保有銘柄の伸びも今ひとつで、乗り換えもおいそれとはいかない。この状況はしばらく続きそうだ。