日本ビルファンド他9銘柄が最高値更新!!

今月13日、東証REIT指数は過去最高の1965.66ポイントを記録した。その後急ブレーキがかかり、年内の2000ポイント超えはもちろん最高値更新はないものと予想していたが、本日それが大きく外れた。何と1985.48ポイントと2000ポイントを完全に射程圏内にとらえるところまで急上昇。先日の全国高校駅伝の1区では留学生ランナーがあっという間に飛び出して独走したが、今日の値動きはそれを髣髴させるくらいの次元の違いを感じさせた。

本来なら今日は森ヒルズリートのファンド買い祭り一色のはずで、実際それはそれで大いに盛り上がった*1が、それがかすんでしまうほど他の銘柄も急騰した。今日だけで10銘柄が上場来最高値を更新*2し、時価総額は約4兆9335億円に達した。これは昨日と比較して約+914億円で、中堅どころのグローバル・ワン不動産1銘柄分に相当するほどである。

非常に有力な理由として、25日にも言及した第一勧業アセットマネジメント社日本3資産ファンドの設定日であることが挙げられる。どのくらい投資家の資金を集めたのか現時点では不明*3だが、今日の相場を見る限りかなりの人気商品になったことは間違いないだろう。

個人的には3万円を利確し、ついに今月分の利確は60万円に達した。おそらく明日は仕入れのみで終わるだろうから、実質的な投資納めは今日となる可能性が濃厚だ。初心者としては上出来の1年であった。

[参考]今日の東証REIT指数:1985.48(+36.08)
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*1:終値は103万円で大台突破の最短記録更新。なお売買投資口数は8618口。これは総投資発行口数の6.64%に相当する。ちなみに日興コーディアル証券は1256万2000口で1.29%。今もっとも注目を浴びている日興コーディアル証券の5倍以上というのはいかにファンド買いの存在が大きいかを示す証左であろう。

*2:日本ビルファンド、日本プライムリアルティ、プレミア、グローバル・ワン不動産、野村不動産オフィスファンド、ユナイテッド・アーバン、森トラスト総合リート、阪急リート、トップリート、森ヒルズリート

*3:その後判明したところによれば、安定コースの純資産総額は29億2300万円、成長コースの純資産総額が44億9400万円で合計は74億1700万円。このうちの3割がJ−REITに配分されているので、約22億円強が市場へのカンフル剤となった。