3銘柄が最高値更新!!

4月決算期銘柄の権利落ち日。銘柄数も多いので、市場に冷水を浴びせはしないかと危惧していたが、それほどでもなかったので一安心。権利落ち云々は「今は昔〜」の世界となったことが改めて証明された。しかも今日は久々に3銘柄が最高値を更新。2日連続の森ヒルズリートに加え、日本プライムリアルティ、阪急リートといった顔ぶれである。非常にいい流れではないだろうか。
気になるのは権利落ちしたスターツ・プロシード権利落ち直後の増資がこのところ恒例行事となっているが、果たして今回もそれはあるのだろうか。スターツ・プロシード以外にも、昨年上場組のトップリート、クリード・オフィス、更に2005年上場組でまだ(上場後に)公募増資をしていないイーアセットやFCレジデンシャル、昨年公募増資を行った実績のあるケネディクス不動産あたりまでその可能性がある。今日大きく下落したケネディクス不動産、その理由が単なる権利落ちのみとは考えにくいのだが。

  • 今日の東証REIT指数:2438.69(+11.55)
  • 東証一部値上がり率ランキングランクイン銘柄(〜100位)
  • 東証一部値下がり率ランキングランクイン銘柄(〜100位)
  • 個別銘柄ショートコメント

FCレジデンシャル投資法人(以下「本投資法人」といいます。)が平成19 年4 月20 日にお知らせいたしました「大量保有報告書に関するお知らせ」に関しまして、本日、株式会社ファンドクリエーションが本投資法人の投資口をProspect Asset Management, Inc.から200 口、JPE Capital Management Limited から 500 口取得したとの情報開示がありましたので、ご報告申し上げます。株式会社ファンドクリエーションは、本投資法人が資産の運用を委託する投資信託委託業者であるファンドクリエーション不動産投信株式会社に100%出資する会社です。

これにより、投資主上三者の比率が50%割れしたことで、法人税の問題はクリアされた。どのくらいで買取ったかはいずれ明らかになるだろうが、他のREITにとっても今回のことは対岸の火事ではない。M&A対策が真剣に講じられるようになるだろう。

    • 日本アコモデーションファンド…今日一番の上昇。さしたる理由もないのに、突然のことに戸惑いを覚える。母体のブランド力はJ−REIT屈指なので、この銘柄が上昇すると正直なところ安心する。
  • 個人としての資産運用状況
    • 今日は久しぶりに一口売却。もう少し高い金額で寄ってくれればいうことはなかったが、贅沢はいえないだろう。

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