東証REIT指数、最高値更新!!

今年に入って、月の最終営業日はドラマティックな展開が続いている。以下に列記してみよう。
●1月

  • 東証REIT指数、初の2200ポイント台突入で最高値を更新!! 
  • 時価総額、5兆5000億円突破!!
  • 15銘柄*1が上場来最高値を更新。

●2月

  • 上海市場の大幅下落が引き金となり、東証REIT指数は対前日比100ポイント以上(一時はマイナス200ポイント超え)のマイナス
  • 最高値更新銘柄ゼロは実に2ヵ月ぶり。

●3月 

  • 東証REIT指数、最高値更新ならずも一日で60ポイント以上の急騰!!
  • 9銘柄*2が最高値を更新。

●4月

  • 東証REIT指数、初の2500ポイント台突入で最高値を更新!! 
  • 9銘柄*3が最高値を更新。

とまあこんな具合に賑やかそのもの。当然今月もこのお祭りに期待していた投資家も多いのではないだろうか。しかしながら上海市場の下落と聞くと2月の悪夢の再現も〜、と期待と不安が交錯する中での今日の動きはというと、
●5月

  • 東証REIT指数最高値を更新!! 
  • 2銘柄*4

で、見事に月最終営業日の伝統は守られた。おそらく投資信託の動向であろうが、これが定例化すれば「月中の低迷期に仕込んで、月末に投信へ売り逃げ」という成功モデルができる。投資家間で喧伝されるようになれば、取引が活発化し、さらに市場規模は膨張するという好循環も期待できそうだ。
 

  • 今日の東証REIT指数:2612.98(+36.67)
  • 個別銘柄ショートコメント
    • 東急リアル・エステート…本日最高値を更新。7月決算期銘柄だが、そろそろ先行買いが始まったのか。次の大台(150万円)突破も視野に入ってきた。
    • 阪急リート…今日一番の注目銘柄。昨日の増資公表に市場がどう反応するのか、非常に楽しみであった。元々発行投資口数が少ないので、一日あたりの売買高も多くない。それが需要優勢の需給関係を生み、結果として価格が上昇してきた経緯がある。これはグローバル・ワン不動産と共通する。
  • 個人としての資産運用状況
    • 昨日の予想通り、昨日で今月分は店じまいとなった。明日からは新たな戦いが始まるが、今の勢いを生かし、保有分を利確させ気分よくスタートしたい。
  • 来月の主なスケジュール
    • 13日〜15日:阪急リート、公募増資価格決定日(予定)。
    • 14日:プレミア、2007/04期の決算発表。
    • 15日:野村不動産オフィスファンド、2007/04期の決算発表。
    • 18日:ケネディクス不動産第三者割当増資申込期日。
    • 18日〜20日:阪急リート、公募増資申込期間(予定)。
    • 19日:ケネディクス不動産第三者割当増資払込期日。
    • 25日:6月決算期銘柄権利付取引最終日。
    • 25日:阪急リート、公募増資払込期日(予定)。
    • 26日:6月決算期銘柄権利落ち
  • 再来月の主なスケジュール
    • 23日:阪急リート第三者割当増資申込期日。
    • 24日:阪急リート第三者割当増資払込期日。
    • 25日:7月決算期銘柄権利付取引最終日。
    • 26日:7月決算期銘柄権利落ち

面白blogリンク集

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*3:ジャパンリアルエステイト、日本リテールファンド、オリックス不動産、日本プライムリアルティ、東急リアル・エステート、クレッシェンド、日本ロジスティクスファンド、DAオフィス、森ヒルズリート

*4:東急リアル・エステートケネディクス不動産